マメルリハの簡単な体調チェック
日頃の観察が1番大切です
1. 目の色が輝いているか? 2. 動きがいつも通りにスムーズか? 3. 飼い主の動作にちゃんと反応するか? 4. 餌の消費量は通常か? 5. 水はちゃんと減っているか? |
基本的な注意事項
1. 季節により餌の好みが目まぐるしく変わります。消費の多い飼料を多めに与えてください。 2. 水浴びが大好きです。とても水を汚します。常日頃、飲み水は清潔に保ってください。 3. 挿し餌中のヒナ以外、日光浴が必要です。暑い時間を避け、短時間でも構わないので、直射日光を浴びさせてあげてください。挿し餌中のヒナをプラケースに入れたまま日光浴させ、熱中症による死亡事故が多数報告されています。挿し餌中のヒナは本来、日の当たらない巣箱の中で成長します。ご注意ください。 4. 基本的にものすごくケージを汚す小鳥です。出来れば毎日のお掃除は欠かさずに実行してください。 5. ものすごく高カロリーな食生活です。大抵の獣医師が「NO!!」と反応します。しかし、低カロリーの食生活では体重すら維持できません。小さくてもエネルギーの塊のようなインコです。生態にあった食生活を心がけてください。 6. 3歳を過ぎたころから、壮年期に入ります。この時期よりエネルギー代謝が落ち始めますので、低カロリーな餌に切り替えましょう。また、塩土や粟の穂は与えない方が良い様です。 |
AYG(マクロラブダス症)への心構え
基本的にものすごく強い小鳥ですが、現在、全国的にAYG(マクロラブダス症)の感染が認められています。SNS等で「メガバクテリア」と敵視され、駆除に奔走されている方が大勢います。しかし、人間でいう「ピロリ菌」と同じようなもので、これ自体(真性菌)が悪さを働くものではありません。飼育環境の悪化、ストレスの増加、繁殖等での体力の衰えや免疫力の低下等々が他の病気発症の原因になります。まずは駆除よりも飼育環境の改善が先です。上記の原因に身に覚えがある場合、一つずつ除外することにより、飼育環境を改善し、本来の免疫力を向上させることが一番大切です。 マクロラブダスに対抗できる体力(免疫力)を身に着けることが一番の対抗策だと考えます。 真性菌の駆除は飼育環境の改善後、飼育者の考えに従って、獣医師に相談の上、行ってください。 |
中毒症状について
1.新品のオーブンレンジの使用時の空焚きでおきる「フッ素中毒」について 締め切った部屋でオーブンレンジを使用する際に、発生する「フッ素」により、小鳥が中毒症状を起こす場合があります。すぐに獣医師に見せ、解毒する必要があります。時間が掛かると死に至る恐ろしい事例です。 2.重金属による金属中毒について 鉛、亜鉛、銅等の金属を摂取することによる中毒症状です。この場合もすぐに獣医師に見せる必要があります。古いメッキ加工されたケージを使用してる場合は、買い替えが必要です。 3.アロマオイルによる中毒症状 最近になって報告されている「アロマオイル」による中毒症状です。今のところ、原因は不明です。予防の為、小鳥のいる環境では使用しな方が良いようです。 |