簡単な体調チェック(うさぎ編)

難しく考える必要はありません。スキンシップ時やお掃除の時に、簡単にチェックできます。

@食欲

いつもの様に食べていますか?生き物ですから、多少食べが悪いときや野菜ばかりを食べる時もあります。場合にもよりますが活動や表情・糞に異常がなければそれほど心配はないと思います。主食以外の野菜や果物などを食べているようなら1〜2日様子を見ても良いかと思います。脱水には注意し、野菜などで水分を摂れるよう配慮して下さい。

主食の他野菜や果物など普段喜ぶ物も食べないときは要注意!
ぐったりしていて呼んでも反応しない時は早めの対応をしましょう。気温が上がった日中など締め切りの部屋でお留守番の子達は時々脱水症状になり食欲不振やグッタリとすることがあります(他の病気が原因の場合もあります。)。脱水が原因の場合は早期に適切な対応でご自宅で改善させることができます。生体をお求めのお店やブリーダーさんなどに相談すると良いでしょう。

★当店でお求めの飼い主さんはご相談下さい(一部対応できない場合もございます。)。

▲▲脱水の他、ヤキモチなど精神的なことで食欲が落ちることもあります。

例えば・・・

『家族が受験でピリピリしている。』『忙しくていつもの様に構えなかった。』『マンションの工事で騒音や振動がある』『赤ちゃん(人間の)が産まれて飼い主さんが忙しくなった』などなど、大切に飼育されているうさぎ“愛されうさぎ”ほど敏感です。

このほか『毛球症』『不正咬合』『拾い食い(ビニールなどを食べちゃう)』など色々な原因で食欲不振・体調不良になる場合もあります。

▲▲外見では判断出来ない内科疾患などの可能性もあるので、何日も続く様なら診察を受けたほうが良いでしょう。

夏場は食欲が落ちる場合が多くなります。水分が摂取できているか、元気はあるか特に注意しましょう。

Aうんちの状態

正常な便→コロコロとした球状です。いつもと違う時は要チェック!

軟便→人工飼料(主食:ペレット)と牧草以外のおやつ、野菜を中止して様子を見る。お尻や身体が汚れた時はぬるま湯で、洗いスグに乾かしてあげましょう。必要以上の洗浄は体力を消耗させます。

飼料の量が多すぎる時など、本来自分で食べてしまう盲腸便を食べきれず排出します。葡萄状のものやベト〜とした臭いのきつい物です。飼料の量を調整してみてください。

水溶便→◎仔ウサギの水溶便は要注意!!◎急に症状が悪化する事が多いのでスグ獣医さんに相談する事をオススメします。

初期には普段と変わらなく見える事もありますが、エサ食いが悪くなり、次第に動きが鈍くなったり、呼吸が荒くなり目を閉じてうずくまったり、手足を伸ばして横たわります。下痢は透明なゼリー状の物や黒又は緑がかったた水溶便など…とにかく水溶便には充分注意しましょう。獣医へ連れて行く時は新鮮な便を持っていくと早期治療につながります。(*1)複数のウサギ(又は他の動物)を一緒に飼っている場合は感染を避けるため、隔離した方が良いでしょう。

便が出ない→お腹の中に異物が詰まっている・・・毛球がたまったり、壁紙やゴム・ビニールなどを食べてしまった場合、消化できず便秘している場合があります。食欲もなく、お腹が張ってくるでしょう。続くなら獣医師に相談しましょう。(*2)

(*1)冬の寒い時に家でした便を病院へ持って行っても、寒さに弱い寄生虫が移動中に活動しなくなり本来の原因(寄生虫)が発見できない場合があります。その後は獣医師の指示に従ってください。前もって(受診前に)連絡する場合はその時に確認すると良いですね。

(*2)民間療法や市販の整腸剤(人間用・動物用)も有効なようですが、あくまでも自己責任となりますので獣医師(又は購入したショップ)に相談する事をオススメします。

(**)なお受診する際は動物の保温を充分に、なおかつ窒息に注意して、振動が出来るだけ抑えられる方法で移動しましょう。普段から臭いをつけている布等を入れてあげると安心するでしょう。移動や環境の変化で、おもらしをしてしまう事もあるので対策を忘れずに。

B目やに・耳だれ

目やにが出ていないかチェックします。ついていたらティッシュ又は濡れたタオルなど(*3)でふき取ってあげましょう。*目を傷つけない様に。

耳の中を覗いて見て綺麗になっていれば大丈夫。ふき取っても目やにや耳だれが続く時は獣医師に相談しましょう。

ストレスや栄養失調などにより目やにがでることもあります。まずは環境の改善を試みてください。

(*3)眼科用の洗浄綿(市販されています)を用いると洗浄もでき、軟らかいので目にも優しいので重宝します。

C歯の伸びすぎ

口を閉じていても不自然な感じだったり、交合(噛み合わせ)がおかしい場合や手で触ってみて当たる様なら要チェック!伸びすぎた歯が当たって皮膚を傷つけてしまう事もあるので早めに獣医師にカットしてもらう事をオススメします。牧草や野菜、餌を固めたものなどを与えたり、かじり木をかじらせると予防につながります。また、成長に伴った飼料(ペレット)を与える事が大切です。

まめに歯の伸び具合や噛み合わせを診てあげましょう。自分で見ることができない場合にはお求めのお店・ブリーダーにみてもらえると良いと思います。獣医師による定期健診も有効です。

Dおしり・手足・体の汚れ

軟便がついて汚れている場合は注意が必要です。下痢をしている可能性も有りますので様子をみてください。体が汚れている場合は適切な方法で拭き取る(又は洗い流す)など清潔にしてあげましょう。

D爪の伸びすぎ

定期的に爪切りをしましょう。スキンシップのときに怪我もしますし、カーペットやすのこなどに引っ掛けてうさぎ自身も怪我をします。自分で切れない場合はお求めのお店やブリーダー又は獣医師に相談してみましょう。